雪国の知恵（にわかですが・・・）御参考までに～

2017年1月14日

私が雪国経験で得た知恵を書いていきます。よろしければ参考にしてください。

えっ！？そんなの知ってるって～まだ良い知恵ありますって！？機会があれば、是非、おしえてください～

雪国でない場合、歩行対策、交通対策、車対策になると思います。（水道管の破裂なども、あると思いますが、それは、次回ということで～）

歩行対策・滑りにくい靴を履く。（当たり前なのですが、なかなか、できてないです。）
　普段、雪の降らない地域では、雪道用の履物をお持ちではないと思います。その場合、代用品でカバーします。例えばスポーツシューズです。サッカー、野球のスパイクやゴルフシューズは有効です。また登山靴をお持ちであれば、非常に効果があります。最近は、普通の靴に付ける滑り止め器具も売っていますので、これを普段から準備しておくのも良いですね。

　歩くときは、つま先やかかとに力をかけるのではなく足の裏全体に力をかけるようにし小股で歩くようにする。すり足の要領で歩きましょう。大股は危険です。
なるべく雪の溶けているところを歩くようにしますが、溶けて無い場合は新雪の上を歩くようにします。シャベット状のところが一番危ないです。

　歩道橋や地下鉄駅入口の階段、段差のあるところ、橋の上、坂道の通行は極力避ける。風で温度が下がり凍結する場合が多く転倒危険地区です。急がばまわれ。地下道で行けるなら地下道経由で行くようにしましょう。

交通対策（都心の場合）
　目的地まで地下鉄が使える場合は、地下鉄経由に切り替える。地下鉄は気候に左右されにくいです。電車が運休後運転再開した場合、すぐその電車に乗らず一本後の電車を利用する。誰でも早く行こうとするので、運転再開直後の電車は大変混雑します。この場合は一本見送るのが良いです。こういう場合は電車が詰まっているので、次の電車も直ぐ来ます。一本待っても結局到着は数分しか変わりません。そちらを利用した方が格段に空いている場合が多いです。途中停まりの電車が来た場合、あえてそちらを利用する。遠方まで行く電車はどうしても混みます。途中停まりの電車でとりあえす終点まで行って、そこで乗り換えた方が楽な場合が多いです。

車対策
　運転に自信がなく運転するか迷ったら、止めて公共交通機関に切り替える。こう迷う方は運転すればまず事故を起こします。そういう方をたくさん見てきています。過信は禁物です。
　前の車の通った後の轍に沿って走る。轍がない場合はやはり新雪の上を走るようにする。新雪の上の方が実はタイヤのグリップが効きます。雪の日は何が起こるか予想できませんので、いつもより、かな～～～り、時間に余裕を持って、出発してください。

　車の上に積もった雪は日中に早く振り払って車庫の前は除雪しておく。そのうち溶けるからと放っておくと、溶けないまま夜に凍って付着してしまい取れなくなったり、ボディーを痛める原因となります。また車庫の前も、そのままにしておくと溶けても再度凍りついて取れなくなってしまうことが多いです。そうなってしまうとかなり苦労することになります。日中に除雪しておけば陽ざしで自然に溶けます。

　雪が降ってきたらワイパーを立てておく。ワイパーがガラスに凍りついてしまうことがあります。破損防止に有効です。

　チェーン走行は極力しない。（チェーン規制の場合は別です。）さもチェーンをつければ大丈夫といった記事等がありますが、あれは嘘です。チェーンはあくまで非常用のものであり雪国のドライバーはほとんど信用していません。雪国では非常時にスタッドレスタイヤの上から装着し脱出するという使い方をするものです。ノーマルタイヤ＋チエーンの組み合わせはあまりにも無謀です。これでは雪国のドライバーでも制御不可能です。（※今の時期はスキー・スノボシーズンですが、くれぐれもチェーン走行は止めましょう。この組み合わせで事故を起こしている方をいやというほどたくさん見てきています。）